理想と現実が違うことも
自由の国・アメリカへ留学して様々な文化に慣れ親しみながら勉強したいと考えている方も多いですが、実際にアメリカ留学を果たした方の中には「こんなはずではなかった…」と後悔する方も少なくありません。
アメリカ留学を検討している方はしっかりとアメリカに留学する際に知っておきたい特徴を把握しておきましょう。
アメリカ留学のメリットとデメリットについて
日本には全国各地に700校以上の大学が存在していますが、アメリカの場合は4千校以上も存在しています。
つまり様々な選択肢が存在しており、それぞれの学校によって異なる特徴があるのです。
これだけ多くの選択肢があれば、自分が求めている理想的な環境の中で勉強できる学校を比較的簡単に見つけやすいと考えられます。
たくさん存在している大学の中には日本の大学に存在しない専攻分野もあるのです。
日本の大学では学べない専門分野を勉強できる環境があるので、将来の自分に必ずプラスになることは間違いないでしょう。
日本では入学した時点で専攻を決断するのが一般的なのに対し、アメリカは2年間一般教養を学んでからその後に専攻分野を決定するという違いがあります。
日本の大学生は自分が本当に学びたい分野が何なのかしっかり決まっていない状況で専攻を決め、アメリカは時間をかけてゆっくりと自分の目指すべき道を決めることができるというメリットがあります。
他にも実力がある人を積極的に認めてくれるという国民性がよくわかる特徴として、4年制大学でも4年以下で卒業することも可能というメリットがあります。
しっかり単位を取得していれば早くて3年から3年半でも卒業できるのです。
逆にデメリットになる点はアメリカは日本よりも明らかに治安が悪いという点です。
一般の人でも普通にピストルを所持していることがあるため、普通に生活していても犯罪に巻き込まれてしまう可能性が高いのです。
危険な箇所には絶対に立ち入らないように心がけて、どんな時でも一人で行動しないように気をつけましょう。
しっかり目標を定めて常に努力をしていなければ、4年制大学でも4年で簡単に卒業できるとは限りません。
3年でも卒業できる人がいる反面で、5年以上かかってようやく卒業できるという人もいますし、途中で挫折する人もいるのです。
ある意味、実力がない人に対しては冷たいという面もあるため、常に目標を高くして努力し続けることが大切です。
アメリカ人の国民性としてフレンドリーな人が多く、すぐに仲良くなりやすいという反面で、どんなに仲良くなってもタブーになる話があることを覚えておきましょう。
特に政治や宗教などの話題については強いこだわりを持っている人が多いため、激しく意見が衝突するおそれもあります。