由緒ある国で学べる環境
英語を本格的に学びたいと考えている人が留学先として選ぶことが多いイギリスは、正統派の由緒ある英語を学べる環境が整っています。
日本語と同じように英語を話す人が暮らす国でも地域によって方言のような訛りが存在しており、発音が異なる場合があります。
特に様々な国から人がやって来たアメリカについては、地域によって訛りが偏っていると言われています。
標準的な発音の英語を学べる環境にあるイギリス留学の特徴について確認しておきましょう。
イギリス留学のメリットとデメリット
イギリスに存在しているオックスフォード大は、世界でも名門校として名が知れ渡っている大学ですが、世界で最も古い歴史がある大学でもあります。
他にも様々な学校が存在していますが、いずれも高度な教育を受けることができるというメリットがあります。
外国から英語を学びたいと考える人が多く訪れているのも納得できる結果です。
滞在費用を考える際にイギリスは物価が高い国だから…というイメージが強く、選択肢から省かれてしまうことも多いようですが、実際には決して物価が高くないのです。
現在の日本とイギリスの為替相場を確認してみると円高傾向が強くなっているため、日本人の感覚では物価が高いとは言えません。
日本ではほとんどの商品に消費税として税金が課されていますが、イギリスに関しては生活必需品や一部の食品などは非課税になっていますので、日本で販売されている商品よりも安いと感じる場合もあります。
自炊をしている方なら特に実感しやすいものですが、日本にいる時よりも安上がりになる場合が多いです。
学校が休みの時には周辺のヨーロッパ諸国へ旅行に出かけることができるという良い面もあります。
格安航空を利用すると、思っていた以上に安い値段で渡航できるため気軽に旅行を楽しめます。
せっかく海外留学をしているのだから、実際に自分の目で見たことがない世界を楽しんでみたいと考える方も多いです。
逆にデメリットになるのが、ふと外食をしようと思った時にふらりと立ち寄ったお店の食べ物があまり美味しくないという点です。
美味しいと感じるのは一部の高級店だけで、気軽に外食できるようなお店はあまり美味しくないのに無駄に高カロリーという食べ物が多いです。
これはイギリスの階級社会が物語っている現実で、上流階級の人が食事を楽しむような高級店では美味しい食事を提供しているのに対し、労働階級の人が食事をするような場所は味よりも価格重視を徹底しているため、味の追求よりも原価をいかに安くするかという点でしのぎを削っています。
できるだけ自炊をして自分好みの味に調整しながら食べるようにした方が良いと言われるのはこのような背景があるからです。