余裕を持って準備しましょう
海外留学をして大学入学を検討している方は、あらかじめ必要な書類を準備しておくことをおすすめします。
直前になってから書類を集めるのは大変なので、余裕を持って準備することが大切です。
学校によって用意するべき書類が異なる場合もありますが、ここでは一般的な大学入学に必要な書類についてご紹介します。
入学願書
大学入学の意思を示す重要な書類なので、入学願書がなければ始まりません。
大学から入学要項を受け取っている方は願書が一緒に入っているはずなのでよく確認してください。
自分が入学したいと考えているコースをよく確認したうえで提出しましょう。
成績を証明する書類
日本では大学入学を希望する方を対象にして入学試験を実施しています。
入試結果に基づき合否が決定されますが、海外の大学では入学試験を実施せずに直近の成績を確認して書類審査を行い、その結果に基づき合否が決まるシステムを採用しています。
現在在学している学校あるいは卒業をした学校から成績証明書や卒業証明書を受け取ることになりますが、英文で記載していなければいけません。
正式な書類でなければいけないので、在学していた学校や卒業した学校の事務担当者に問い合わせてください。
また必要に応じて学校の先生などから推薦状を受け取らなければいけません。
推薦状に関しては大学に応じて提出が求められるものですが、必要になる場合は2~3通は必要になる場合もあります。
事前に推薦状をいただけるようにお願いしておくことも必要です。
留学の際には一定の語学力がなければ入学を認められません。
授業は現地の言葉で行われるので、言葉を理解できない状態ではせっかく留学をしても意味がないのです。
そこで現在の語学力がどの程度あるのかを証明する書類として、TOEFLなどのスコアを証明する書類を準備しておくことも大切です。
エッセイ
日本の大学とは異なり、海外の大学では自己紹介やその大学を志望した理由などが記載されたエッセイの提出を求める場合があります。
過去の成績があまり思わしくなかったため、留学も希望通りにならない可能性が高いという場合にはエッセイを提出して自分には留学をしたいとの強い意思があることをアピールするのも有効とされています。
留学をしてどのような勉強を行い、将来はどのような人物になりたいのか、どんな事に活かしたいのかなどを含めてエッセイにまとめることで、有利にアピールできると考えられます。
残高証明書など
留学費用をしっかり捻出できるかを証明するために銀行口座の残高証明書などを提出するように求められる場合もあります。
日本円の残高証明書でも構わないという場合もありますが、現地の通貨にした証明書を提出するように求められる場合もありますので、その指示に従うようにしてください。