大学によって時期が異なる
世界各国からも名門と呼ばれる大学が多く存在しているイギリスに留学している方が日本で就活を行なう場合には、日本の大学生と比較すると不利になる面もあります。
イギリスの大学では学校によって新学期が始まるのが9月末だったり10月中頃だったりとバラバラで、卒業を迎える月も異なります。
それぞれの大学によってどのような就活スケジュールを組むべきかをしっかり考えながら、出遅れた分を早く取り戻せるようにしてください。
現地でもできることを実践
イギリスの大学は日本と学期制が異なるため、日本人にとってはあまり馴染みがない感覚ですが、秋に新学期が始まるという特徴があります。
学校によっては7月に卒業を迎えるという場合もあれば、9月以降に卒業をするという場合もあります。
日本では就活がスタートするのは3月からなので、イギリスの学校で卒業式を迎える時期になると日本で先に就活をスタートした人は既に内定をもらっている可能性もあるのです。
そう聞くと焦りを感じてしまうものですが、慌てて就活を始めても何も良い結果が得られないため、イギリスの学校に在学している際に就活の準備を始めておきましょう。
最初に取り組むべきなのが自己分析と企業分析で、この二つに関しては就活では必須といえます。
しっかり分析を実施していなければこの後の就活にも悪い意味で影響を与えることになるため、どんなに時間がかかっても良いのでじっくり時間をかけて時には第三者の意見も参考にしながら分析を進めてください。
分析をきちんとしている人ならこの後の就活がうまくいく可能性が高くなると考えることもできます。
イギリスの学校で9月に卒業を迎える大学院卒の方は、日本では既に内定をもらいだす人がちらほら現れる中で修士論文の作成に追われているなどで就活にじっくり取り組む余裕がないかもしれません。
この時期はとにかく卒業を優先させるべきなので、就活についてはイギリスでも行える情報収集や分析に力を入れておき、日本に戻った時にはすぐ対応できるよう面接の練習なども行っておくと良いです。
7月に卒業を迎えるのは学部卒の方が多いですが、この時期は比較的就活を行いやすいと言われています。
卒業後に留学生を積極的に採用したいと考える企業も多いため、良い案件を探しやすいと言われていますので早めに帰国する準備を整えてください。
内定獲得者の実例
イギリスの大学院でマーケティングを学んだ方は、これまで自分が学んできたスキルと、英語でビジネスレベルの会話ができるという語学力をアピールして就活をしようと考えていましたが、スケジュール的にイギリスにいる間の就活が難しかったのです。
帰国してから就活を行った結果、良い会社の案件を見つけることができて本当にラッキーだったと喜んでいました。