日本とは異なる部分が多いため注意
日本人の留学先として最も近い国といえば韓国ですが、就活のためにスケジュールを検討する場合には日本との違いに注意しなければいけません。
特に注意したいのは、韓国では2月末に卒業式が行われて3月はじめに入学式が行われるという点です。
距離が近い国でも相違点が多いことから、就活に出遅れることがないように注意してください。
就活スケジュールの立て方
韓国に留学している方は、できるだけ早めに就活準備を始めておいた方が本格的に就活が開始した時にはスムーズに行動できます。
日本に戻ってきてから就活を始めても遅いので、もっと早い段階からできる準備を開始しましょう。
最初に取り組むべきなのが自己分析で、この部分を怠ってしまうとその後の面接対策などが全くできない結果になります。
自己分析を行ってどのように自分をアピールするかが就活成功のカギを握ることになります。
目安としては3年生の10月くらいからスタートしても良いという気持ちで、少しずつ自分のことを第三者目線で分析するようにしてください。
また、合わせて企業分析を綿密に行なうように心がけてください。
企業はどのような人材を求めているのか、自分はその期待に沿うことができるかが、内定という成果を勝ち取る結果に繋がります。
しっかり企業分析ができていない人は、書類選考の時点で不利になりますし、仮に書類選考をパスして面接まで進めてもこの時点で不利になるのは間違いありません。
自分の理想ばかり語るのではなく、いかにして自分が企業にとって役立つ人材なのかをアピールしなければいけないのです。
自己分析と企業分析については本格的な就活が始まる前に準備できることなので、できるだけ早く取り組むようにしてください。
7月から8月にかけては学校が夏休みになるため、この時期は積極的に就活に向けて取り組むべきです。
良い人材を積極的に採用したいと考える企業が増えていますが、語学力が長けている人材を求める企業が増えているのも事実です。
韓国に留学している方なら韓国語はある程度理解できると思われますが、他にも英語や中国語などもしっかり勉強しておくと有利になるでしょう。
内定獲得者の実例
韓国でデザイン系の勉強をしていた方は韓国留学の経験を活かして韓国語の需要がある企業でデザイン系の仕事を探していたそうです。
この二つの条件を満たす企業がなかなか見つからなかったため、仕事内容を優先させて探してみたところ、デザイン系の専門職を任せることができる人材を探している企業を見つけることができたそうです。
業界を絞り込むのではなく、仕事内容を重視したことでデザイン業界の会社ではなかったものの、自分のスキルを活かした職種に就職できました。