日本とは異なる仕組みを理解しましょう
海外の大学へ入学して高度な勉強をしようと考えている方は、日本の大学制度と異なる点が多いことを理解しておく必要があります。
国によって制度が異なる部分が多いのですが、ここではアメリカの大学制度と入試についてご紹介します。
日本の大学との違いについて
アメリカの大学制度は日本と異なる部分が多いため、具体的にどのような点に違いがあるのか確認しておきましょう。
各大学は州や大学そのものが独自に管理や運営を行っているという特徴があります。
それぞれの学校によってカリキュラムが異なり、学期制も独自の方法を実施している場合が多いのは、このような背景があるためです。
日本とは異なり国が大元の管理を担当しているというわけではないのです。
学校によっては9月に新学期が始まる場合もありますが、1月や3月、6月などにも入学できる場合があります。
柔軟な入学システムが整っているのが日本の大学とは大きく異なる点です。
日本の大学を大きな違いを感じるのは、入試が存在していない点です。
入学試験を実施する代わりに高校時代の成績などを確認して審査を行なう方式を採用しています。
地道に努力を積み重ねた結果が確実に評価される仕組みになっているため、常に勉強に対するモチベーションを維持しながら取り組むことができます。
参考:http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n66594
日本の大学は入学した時点で専攻を決めるというシステムが一般的でも、アメリカの場合は違います。
1年から2年の間は一般教養を学び、その後専攻を決めるという仕組みになっています。
慌てて専攻を選ぶ必要がないため、自分の能力や興味がある分野をしっかり見極めながら専門的な勉強ができるようになっています。
必要な単位を取得しておけば在籍期間が4年間に限らず、もっと短い期間で卒業することも可能です。
アメリカは実力主義という考え方が浸透しているため、努力を重ねた結果が認められやすい環境が整っています。
日本の場合はどんなに頑張っても4年制の大学は最低でも4年間在籍しなければいけません。
ただし、アメリカの場合は4年でも卒業できない人が多いそうで、5年以上かかって卒業する人も珍しくないそうです。
常に努力を忘れないという覚悟がなければそう簡単には卒業できないという厳しい現実を覚悟しなければいけません。
アメリカの大学に入学するには
アメリカの大学は入試がないため、書類審査で一定の基準を満たすのが基本的な条件になります。
その他に英語力がなければ授業の内容が理解できないため、まずは語学力の習得を視野に入れなければいけません。
大学入学の前に2年制の大学へ入学してから4年制の大学へ入学または編入するという選択肢もあります。
また、大学入学前に語学留学を経験するという方も多いです。